馬券収支をプラスにする
たった4つのアルゴリズム
前項「WINDEX proとは」で説明したとおり、馬券で勝つための予想に必要不可欠な【期待値】の考え方。
どちらの馬が本当に「お買い得な馬」なのかは下図をご覧頂ければ明白です。
WINDEX proでは過去10年3万鞍以上のレースを徹底解析。統計学的観点から「買い続けることで馬券収益がプラスになる馬」を抽出することに成功いたしました。
前項で説明した「的中率」×「配当」=【期待値】の考え方。弊社ではその【期待値】を評価した指標として高評価順から
以上の指標で「馬券総合期待値」を公開しております。馬券総合期待値ランクが高いレースほど高期待値が見込めるため、一日より二日、一週間より一ヶ月といった長期的に見た際の馬券収支が高いレベルで収束する傾向があります。
稀にいただくご質問の中に『「Sランク」が良くて「Cランク」が悪いのか?』というものがございますが以下に示した実績をご覧頂ければ一目瞭然。
※2017年11月のサービス開始から2019年5月、日本ダービーまで1年半の全提供結果
ご覧のとおり、馬券総合期待値Sランク>Cランクであることは明白。しかしながらCランクであっても配当重視型の馬券収益は大幅黒字。一般の馬券ファンでは到底届くことのない高回収率を実現しています。
【Cランク】でも一級品。【Sランク】は超一級品。
それがWINDEX proの期待値理論です。
前項の全提供結果をご覧いただく中でお気づきのとおり、ランクSをもってして不本意ながら避けることのできない不的中や連敗。
「良いこと(的中)は長続きしないが、悪いこと(不的中)は延々続くのではないか…」
行動心理学においてネガティブバイアスと呼ばれる、この思考に陥ることが馬券収益計上を困難にする最大の要因とも言われています。
裏を返せば、僅か数パーセントといわれる馬券の「勝ち組」が『的中』と同時に受け入れ、向き合っている『不的中』。
「WINDEX pro」の最大回収率135%の定義は「的中と不的中を繰り返した上で、最終的に総馬券投資金の135%の払戻金を獲得すること」を指します。
この考え方はサイコロを例にとったギャンブルが分かりやすいと言えます。
▼
「1000円賭けてサイコロを振り、1の目が出れば7000円の配当金が得られる」というギャンブルがあると仮定します。
このギャンブルは誰の目から見ても賭け手に有利な条件であることはひと目でわかると思います。この施行を1回行なうことで得られる配当の期待値は
7000÷6≒1167
賭け金1000円に対して約1167円の配当金が期待できるわけですから、回収率に換算すると116.7%という非常に有利な条件となります。
しかし、これほど有利なギャンブルでも100回程度の施行回数では、負ける確率が約29%もあるのです。
※上記の条件で回収率が100%を超えるのは、100回サイコロを振る間に1の目が15回以上出た時です。表計算ソフトのExcelで二項分布の関数
<BINOMDIST>を用いて「100回の施行回数で、確率6分の1の当たりが14回以下しか出ない確率」を計算すると、0.287という値が返ってきます。
すなわち10回に3回は負ける計算です。

これほど有利な条件のギャンブルでも、100回単位のスパンで収支がマイナスになると、大抵の人は不安に感じてこの施行をやめようかと迷い始めるでしょう。ここで迷わずに次の期待値116.7%の施行に向かえるかどうかが勝ち組と負け組の線引きとなってきます。ちなみに施行回数を1000回に引き上げれば、負ける確率(確率6分の1の当たりが142回以下しか出ない確率)は約1.9%まで減少します。

▲
以上のサイコロの例から、馬券投資において収支をプラスにする唯一無二の方法は「期待値100%超の施行を無数に繰り返す」であることが理解できたかと思います。
よく競馬場で耳にする「今日は勝った、負けた」というふうに1日程度の短いスパンでの勝ち負けを追い求める勝負の仕方は、負け組のギャンブルと断言できます。少なくとも数千回単位の施行で収支がプラスになる見込みがある施行を繰り返せるのが、勝ち組の馬券投資です。
そして過去10年間(2008年1月~2017年12月)に行なわれた34,534レースすべての統計から、より期待値に特化したWINDEX pro[配当重視型]解析プログラムによって機械的に決定された買い目を購入した場合の成績は、以下のとおり。
ランク | A以上 | B以上 | C以上 |
レース数 | 9533 | 17869 | 34534 |
的中率 | 34.8% | 39.9% | 39.4% |
回収率 | 129.3% | 118.3% | 112.8% |
勝率 (黒字率) | 日 | 35.3% | 37.4% | 41.0% |
週 | 38.0% | 42.1% | 45.3% |
月 | 55.0% | 57.5% | 58.3% |
継続することで、訪れるプラス収束。さらにWINDEX proでは軸馬の単複馬券の併用【単勝配分25%:複勝配分25%:推奨買い目50%】を行うことで不的中時のリスクを最小化、リスクヘッジを行いながら安定的に収益を計上することに成功いたしました。
WINDEX proでは過去3万レースのデータを統計学の手法を用いて解析を行ない、そのシミュレート値から「軸馬」の最大複勝率は「約70%」という「的中面」における精度、そして回収率に関しては最大「約135%」という数字を実現しました。
「100万円分の馬券を買えば135万円の払戻金?凄い数字だけどすぐに100万円も準備できなくて…」
と、最初からまとまった軍資金を用意しなければならないと思う方もいるかもしれませんが、WINDEX proの馬券理論は断じて「単勝1.3倍の馬に100万円つぎ込んで、130万円にしましょう」というものではございません。
実際の例をご覧ください
弊社では、会員様に迷惑を掛けない範囲でスタッフも馬券を購入しておりますが、会員の皆様からも「その後どうなった」とのお声を沢山お寄せ頂いている、昨年4月入社の新入社員の馬券収益推移。
2018年6月の本ページ公開時には、彼の入社(4月)から6月までの馬券収益を公開いたしましたが、その後の彼のインターネット投票の収益は下記のようになりました。
※スライドいただくと「前回写真公開時~2018年12月31日」、「2019年1月1日~6月現在」の通算投票結果がご覧いただけます。
前回更新時にもお伝えしましたが、当時、入社したての彼は『3万円』の元手からスタート。
・【重要傾向】でオススメしたレース
・【ランクS解析】の軸馬
を中心に単複1000円~1500円(1鞍2000円~3000円)ずつ購入するという基本ルールを設けてスタートを切りました。
その後、2018年・2019年累計で総額【125万8200円】の馬券を購入していますが、ここで着目すべきポイントは、彼が「3万円」の元手から追加投資を行うことなくここに至っているという点です。
例えば軸馬4着によりマイナス2000円というレースもありながら、軸馬1着で単勝300円、複勝150円的中で4500円回収というレースもある。
『的中と不的中を繰り返しながら』損益よりも大きな的中が定期的に訪れることで「3万円」の原資を割ることなくこの1年で到達したのが…
2018年・2019年累計
総投資額【125万8200円】
総払戻金【136万3500円】
回収率108.3%
(136万3500円÷125万8200円)
という数字です。
実際の購入金額は1鞍あたり2000円~3000円と少額ながら、1年余りで100万円分以上の馬券を購入。
『3万円』という元手からお分かりいただけるとおり、彼も入社当初から100万円の馬券資金を用意できていたわけではありません。
そしてWINDEX proの解析をベースにした彼オリジナルの購入手法ではありますが現在回収率108.3%、純利益にして【プラス10万5300円】とすでに原資3万円の3.5倍(350%)以上の純利益を獲得。
このペースで彼が2000円~3000円ずつの投資を『続ける』と仮定すると、1年後は更に【10万5300円】の純利益を上積み。※回収率は変わらず108.3%と想定
2年間通算純利益は想定で21万600円に到達し、元手の3万円から700%以上の利益を手にすることになります。
当然ですが、投資金に余裕が出来た段階で、馬券代を2倍、3倍と増やせば利益も2倍、3倍に。
意外と知られていませんが、元手と利益の関係は『施行回数』『期間』に比例してどんどんと拡大していく関係にあります。
※2012年に3年間で28億7000万円の馬券を購入、30億1000万円の払戻金を獲得し「1億4000万円の馬券黒字」を実現した大阪府の男性が脱税起訴されたニュースが有名ですが、この男性の回収率は「104.8%」(30億1000万円÷28億7000万円)です。
しかしながらこの男性もはじめから28億円の軍資金を持つ資産家だったわけではなく、初期準備資金100万円から的中、不的中を繰り返し、純利1億4000万円の馬券黒字を達成しています。
では、なぜWINDEX proは、この勝てる馬券理論を公開するのか。次項ではその理由についてお話いたします。